
水素添加反応プラント/反応槽
Everything from One Source
我々の水素添加反応ポートフォリオは下記が含まれます:
- コンサルティングサービス
- EKATOレンタル機(ELA5)での水素添加反応試験
- EKATO R&D 水素添加反応パイロットプラン試験(5~60L)
- 概念およびFEED研究
- 基本エンジニアリング設計
- 詳細エンジニアリング設計
- 主要設備(EKATO水素反応器、触媒調製ステーション、触媒フィルターなど)
EKATOは幅広い産業用途および産業向けの水素反応プラントを設計および供給しています。
- 医薬品原料(API) 水素反応による柔軟な多製品プラント
- 微細な特殊化学品の水素反応による柔軟な多製品プラント
- 糖を糖アルコールに水素反応するためのプラント
- 脂肪、脂肪酸、油の水素化のためのプラント
- 基礎化学物質の連続水素反応のためのプラント
モジュラー水素添加反応プラント

EKATOのモジュラー水素添加プラントは、現場で組み立てられる従来のプラントに比べていくつかの利点があります。 当社のモジュラープラント技術の主な利点は次のとおりです。
- 1コンタクトにて全て完結: EKATO
- プロジェクトのリードタイム短縮を実現
- 総投資コストの削減
- 特にプラントが稼働中における拡張/転換の場合、生産停止期間を短縮する事が出来ます。
- EKATOの近代的な大型組み立て工場で正確かつクリーンな組立
- 安全性テスト、機能テスト、および納入プラント前の制御システムのパラメータ化と構成を含む試運転前のFAT
典型的なEKATO水素添加反応槽モジュールは以下で構成されています:
- 水素添加反応槽の鉄骨構造
- 配管とコネクト
- 計装機器
- 配線と中継ボックス
- 断熱材
- 制御システム(スキッド外部)
プラントモジュールは通常ショップハイムにあるEKATO独自の専用組立工場で、または選択された認定下請け業者によって組み立てられます。 EKATOの典型的な水素添加反応槽モジュールには、50 L〜6000 Lの使用可能容量、6〜150 barの設計圧力の反応槽サイズが含まれさまざまな材料で作ることができます。 大規模なプラントは複数のモジュールで構成されており、触媒準備ステーション、触媒フィルター、加熱/冷却ステーション、および煙道ガススクラバーも含まれています。

水素添加反応リアクター
各プラントの中心には、EKATO水素添加反応槽があり、EKATO複合ガス発生システムと呼ばれる特別な攪拌機が装備されています。 EKATO複合ガス処理は世界中の500以上の気液反応槽で使用されており、多くの工業用水素添加反応アプリケーションで成功するための重要な基盤となっています。

EKATO水素添加反応槽の利点:
- 外部ガス再循環の必要ないコンパクトな設計
- ガス分散用の2つのゾーン (PHASEJETとGASJET)
- 分散ガスの最適な物質移動と最大の可用性
- 反応中に濃度または温度勾配がない
- 高効率冷却の実現
- 多種多様な熱交換器タイプの選定
- 高井機械的信頼性
- メカニカルシールまたはマグネティック駆動の採用可能
- バッチまたは連続反応槽との選択可能
- シンプル, 高い安全性 スケールアップ / スケールダウン
テクニカルデータ:
- 実反応容量: 5 L - 200 m3
- 設計圧力: 最大220 bar
- 設計温度: 150 ~400°C
- 鋼材: ほとんどすべての金属材料(炭素鋼、ステンレス鋼、Niベースの材料、チタンなど)
- 反応槽ジャケット:ダブルジャケットまたはハーフパイプコイル式
- 反応槽内部熱交換器: チューブコイル, チューブバンドル熱交換器, プレート式熱交換器
- 常にお客様のニーズに適合した特別なデザイン
- オプション: 計装、排出バルブ、排出ランス、サンプリングシステム、下部撹拌機、GMP設計
サービス
EKATOは水素化反応槽の統合プロセスと機械設計に関する知識と経験を組み合わせています。 したがって、最適な技術的および経済的オペレーションのために最高のパフォーマンスを提供します。 当社のサービスは次のとおりです。
- 反応の化学量論と反応速度を考慮した反応槽の設計
- スケールアップ / スケールダウン
- Modeling と simulation
- 熱平衡
- CFD-スタディ
- FEM-スタディ
高い信頼性と堅牢性
体積固有の入力が大きく、その結果反応槽内部に高い水圧負荷がかかるため、水素添加反応槽の設計は特に要求が厳しくなります。 EKATOは数値流動シミュレーション(CFD)によって、反応槽内にある熱交換器の水力負荷などの水力ベースに対してパラメーターを決定します。 これらのシミュレーションから得られた情報は静的および動的な寸法決定、ならびに水素添加反応槽の共振防止設計に不可欠です。 その後、反応槽の機械設計もFEAやCAEなどの数値手法を用いてEKATOが独自で実施しています。
トライアル用設備とパイロットプロセスの開発とスケールアップ
Schopfheim(ショップハイム)にある最新鋭の水素添加反応テストセンターでは、技術的な規模で現実的な条件下で、元の原材料を使用して水素添加反応プロセスをテストおよび最適化できます。 目的は、製品の量が少ない産業プラントのスケールアップ可能なテスト結果を取得することです。 このようにして、水素添加反応プラントの新設または改造への投資に対して最大限のセキュリティを保証します。
この目的はステンレス鋼とハステロイで作られた3リットルから60リットルの反応容量の水素添加反応槽があります。 最大100バールおよび最大250°Cで水素添加反応を実行でき、それぞれの触媒/生成物懸濁液のろ過テストも調査できます。
水素添加反応用パイロット HTC
水素添加反応リアクターとろ過ユニット
EKATO HTC水素添加反応プラントは、反応量60 Lの水素添加反応槽、供給タンク、ろ過ユニット、ろ液タンクで構成されています。 すべての容器には混合システムが装備されており、ハステロイC22で作られています。 最大100バールの圧力と最大250°Cの温度で、これは幅広いプロセスエンジニアリングアプリケーションを提供します。
特性
- 最大反応量: 60 L
- 設計温度: 250°C
- 設計圧力: 100 barg
- Installation in zone 1, IIC (防爆基準)
- 接液部:ハステロイ C22 と カルレッツ(FFKM)
- 交換可能な撹拌システム
- 反応槽内壁を介して加熱/冷却 または多様な内部熱交換器

適用分野
このパイロットプラントは、次のようなさまざまな水素添加プロセスの試験に適しています。
- グリース硬化
- ソイビトール
- TDA
- Aniline(アニリン)
- Hydroxylamine (ヒドロキシルアミン)
- Polymers (ポリマー)
- Fine chemicals (ファインケミカル)
サービス
EKATOのエキスパートによるサポート:
- EKATO R&Dでのパフォーマンステスト
- 分析 (密度, 粘度, GC, HPLC)
- スケールアップの専門知識
- プロセスの成功に関するステートメント
ラボ用 水素添加反応機 ELA 5
プロセス開発用の可搬型ラボユニット

EKATO実験用水素反応テスト機は、以下のEKATO子会社にてレンタルすることが出来ます。。
- EKATO Germany
- EKATO USA
- EKATO INDIA
- EKATO 日本