EKATO
PARAVISC
高粘性生成物に最適な、フレキシブルで多目的なインペラ
EKATO PARAVISCは、高粘性製品を混合するために特別に設計されていますが、低粘性プロセスの各段階を効率的に行うことも可能です。このインペラは、幅広いプロセス作業を満たす数々の可能性を提供する、可変モジュラーシステム内で使用可能です。
EKATO PARAVISC Impeller for highly viscous mixing (in comparison to Anchor)
コームブレードと比較したEKATO PARAVISC EKATO technology vs. regular blades
EKATO Paraviscは、壁との隙間が狭いインペラのグループに属しています。これらのインペラは通常層流様式で動作し、容器の内容物は軸流ポンピング作用により循環されます。このようなインペラは主に、高粘性の流体または臨界レオロジーを持つ媒体に使用されます。
このインペラによる軸混合は、両メインブレードのシンプルな形状と配置により達成されます。EKATO Paraviscは応用のケースに応じて、下方または上方にポンプするよう操作可能です。例えば、下方にポンピングする場合、流体は壁に沿って下方に押し出され、容器の底部により偏向され、その後かくはん機シャフトに沿って上向きに流れて表面に戻ります。表面の中心から壁に向かって流れ、その後インペラブレードにより再び下方に引っ張られます。これにより、混合が容器内のすべての点で行われ、デッドゾーンの発生を確実に排除します。このインペラにより誘発される最大せん断は、容器壁とインペラとの間の隙間に生じます。ここはまた、最もエネルギー散逸の多い場所でもあります。
また、粘性が変化するバッチプロセスでEKATO Paraviscを使用する場合、低粘性であっても十分な電力入力を得るため、内部バッフルを装備することも可能です。
強い構造粘度を示す生成物、降伏点が顕著である物質、または液体含量が少ない懸濁液については、EKATO Paraviscを同軸混合システム内のフレームインペラとして、機能させることが可能です。混合、熱伝達の改良または固形物の最も粘性のあるペースト状の媒体への組み込みに、適しています。
このインペラによる軸混合は、両メインブレードのシンプルな形状と配置により達成されます。EKATO Paraviscは応用のケースに応じて、下方または上方にポンプするよう操作可能です。例えば、下方にポンピングする場合、流体は壁に沿って下方に押し出され、容器の底部により偏向され、その後かくはん機シャフトに沿って上向きに流れて表面に戻ります。表面の中心から壁に向かって流れ、その後インペラブレードにより再び下方に引っ張られます。これにより、混合が容器内のすべての点で行われ、デッドゾーンの発生を確実に排除します。このインペラにより誘発される最大せん断は、容器壁とインペラとの間の隙間に生じます。ここはまた、最もエネルギー散逸の多い場所でもあります。
また、粘性が変化するバッチプロセスでEKATO Paraviscを使用する場合、低粘性であっても十分な電力入力を得るため、内部バッフルを装備することも可能です。
強い構造粘度を示す生成物、降伏点が顕著である物質、または液体含量が少ない懸濁液については、EKATO Paraviscを同軸混合システム内のフレームインペラとして、機能させることが可能です。混合、熱伝達の改良または固形物の最も粘性のあるペースト状の媒体への組み込みに、適しています。
典型的な応用
- 化粧品(クリーム、ローション、ジェル)
- 歯磨き粉
- シリコン
- シリコンゴム
- ラテックスおよびポリマー
- ペンキおよびラッカー
- エポキシ樹脂
- 接着剤
- ホットメルト
- シーリング剤
- 絶縁材
- 建築材
混合時間を最大50%短縮し、均質性を高める
最適化された流動プロファイルを利用することにより、高粘性の原料であっても最短時間で均質化されます。バッチ時間短縮と高スループットを達成できるばかりでなく、製品品質のさらなる向上が可能です。同軸システムを適用することにより、さらなるプロセスの改善を達成できます。
加熱および冷却時の温度分布の改善
バッフル設置によりスケーリングが回避され、より均質な温度分布が達成されます。熱伝達および均質化が顕著に改善され、容器壁のスケーリングが緩和されます。
モジュラーシステム
モジュラーEKATO PARAVISCシステムは、レオロジー特性および製品要件に柔軟に対応可能です。いずれの場合にも、特定の応用に適する、さまざまな設計がもたらされます。
設計の利点
- 混合、分散、および最大1,000,000 mPa sの熱伝達
- 広範囲の生成物を一容器内で処理可能
- 個別のプロセス工程を一容器内で実行可能
- ブレード角度を急にして製品残渣を最小化
- 停滞領域なし
- 組み込み可能
- ボルト締めまたは溶接バージョン
- 広範囲の製品